Tomorrow never knows
しばらくフルタ丸でカラオケに行ってない。
千秋楽→打ち上げ→カラオケ。
この黄金セットを楽しんでいたのは今は昔、大学時代だ。
久しぶりに行っても良いような気もするが、どうなんだろうね。
公演が終わって酒を飲んでいるとそんな余力が残ってないような気もするが、そろそろ行ってみてもいいかもしれない。
カラオケに行けば、誰にでも一曲は十八番な曲というものがある。
だから、フルタ丸のメンツでカラオケに行っていた時代の十八番をここに紹介する。
川瀬。確か、『もののけ姫』を歌っていた気がする。あの米良さんの高音ヴォイスを完全にバカにする形で歌い上げていた。その内、きっと彼には罰が当るだろう。というか、当たってほしい。
星野。星野はカラオケで最初から最後まで全員の曲に合いの手を入れ続けていた。あのエネルギーはどこから来たのか。その合いの手のイメージが強すぎて、何をよく歌っていたのか全く思い出せない。
相模。彼が大学5年生の春に歌った、尾崎豊の『卒業』。もう腹筋が千切れるんじゃないかっていうぐらい笑った。あんなにも『卒業』を歌ってはいけない人間が歌う『卒業』。バカバカしさを通り越して、神々しささえあった。合掌。
そして、じむ。
タイトルにもある「Tomorrow never knows」。言わずと知れた「ミスターちん」の代表曲だ。ミスチルですね。すんません。影山くんもミスチルをよく歌っていた記憶があるが、じむはこの「Tomorrow never knows」だけを何かにとり付かれたかのように歌っていた。結構皆が疲れて来る明け方の4時とかそれぐらいに満を持してこの曲だけを歌った。あれは一体なんだったのかと思うのだ。明日がどうなるかなんて知りたくないし知るものか。そればかりを執拗に歌っていたじむ。あの日々の彼には一体何が見えていたのか。今度聞いてみようか。あいつが歌う「Tomorrow never knows」を久しぶりに聴きたい気もする。
音響の水野。
彼とも何気に長い付き合いになるが、どんな歌をカラオケで歌うのか全く予測できない。
今年の2月、フルタ丸で湘南の浜辺で遊んでいたことがあった。その中の写真から。
彼の視線の先には海をバックに写真を撮る幸せそうなカップルが。なんという奇跡だ。その奇跡にさっき気付いたからここに載せようと思ったのだ。彼の目はこれを捉えていたんだろうか。何を思っていたんだろうか。ということで、ぜひ水野のラブソングが聴きたい。
で、僕は何だろう。フルタの十八番は。
十八番かどうかは分からないが、冬でも確か反町隆史の『Forever』だけは必ず歌っていた記憶がある。で、一番を歌うとだいたい飽きてしまっていた。
他のメンバーの十八番も知りたいし、12月公演の打ち上げでのカラオケを一考したい。<文・フルタジュン>
★次回のキーワードは「四コマ漫画」です。