002.お酒

昔、ある人が言いました。



一月は正月で酒が飲めるぞ
 
酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ


と。


てなわけで、僕も飲みました。お酒。元旦に。
実際はほぼ毎日、寝る前に飲んでるんですけどね。
昼間から飲みたいだけ飲んで、ほろ酔いのままグースカ寝るなんていう、
とんでもない贅沢を今年もさせていただきました。


お酒はおいしい。


昔から何となく思っていたことではありますが、
最近、改めてそう思います。


お酒の良さをアピールするのって、なかなか難しい。
お酒が嫌いな友人に、良さを知ってもらうための説得を試みたこともありましたが、
なかなかうまい言葉が思い浮かばなかった記憶があります。
そもそも、昨今は酒の飲めない人には勧めない風潮があり、
また、飲酒の事故や肉体への悪影響、さらには飲み過ぎてしまったことによる「おイタ」など、
負の側面、ダークサイドばかりが目につくような気がします。


それじゃあつまらない。
僕はそう思います。


ただし、僕は酒の良さを800文字以内で伝えきるほどの力がありません。
というより言葉で伝えるのは限界があるし、そもそも無粋でもあります。


だから、端的に言うならば


「つべこべ言わずに飲め!」


これに尽きる。そう思います。


お酒が苦手な人は、食わず嫌いな人、もとい、飲まず嫌いな人がほとんどなのではないでしょうか。
そういう人は、いいお酒を飲む機会に恵まれていない、
もしくは、大してお酒を飲む経験をしていないのではないでしょうか。

非常にもったいないです。
だから、まずはお酒を飲む練習をしてみるというのはいかがでしょうか?


お酒が苦手な人には、
「酒屋でおいしそうなお酒を買ってみて、それをどんなに時間をかけてもいいから、飲みきってみる」ことをオススメします。
きっと、新たな「何か」に巡り会えるだろうと、僕は確信しています。
お酒は大人の嗜好品。大人としての楽しみを持つのも、悪くないですよ?


ただし!


 お酒は20歳になってから!


 飲酒運転 ダメ ゼッタイ!


 酒は飲んでも飲まれるな!


この三つだけは忘れずに!

<文・和田宜之>