004.抱負

風呂上がりにこの800文字を上げるのがすでに習慣になりつつあります。


風呂って偉大だ。
頭も体もさっぱりする。
イデアの整理も出来るし、時たま突拍子もないことを思いついたりもするし。
三谷幸喜氏が以前、脚本に詰まったときは風呂に入る、一日で30回入ったこともあった、なんてことをテレビで言っていた覚えがある。僕はそんな事態に直面したことはないけれど、いざというときにはそれもアリかもしれない。


さて、抱負、という表題です。
というわけで今回は抱負についてつらつら書いていきたいと思います。

前回の「ミーム」の話題について期待していた方には(まあ、全然いないだろうけど)申し訳ないです。



抱負って言葉は、ほぼ必ず年の瀬もしくは年明けに聞く言葉だと思います。聞くだけじゃなくて言ったりもする。そして、2月くらいにはもうどうでもよくなっていたりする。
なんか、抱負って大事なことだけど気に留めない、留めにくいことなんじゃないかと思うのです。
そもそも、「抱負」っていう言葉の響きや見た目が、
ちょいと堅い、重たい感じを醸し出している気がしますし。

【一年の計は元旦にあり】という言葉もあるくらいで、
学校の先生とか、職場のお偉いさんとか、親戚のおじさんとか、言うなれば<権威>ある人が口にするのが合っている、と言うか。


でも、新年の抱負って考え方、いいですよね。言うなれば、「前年の自分を顧みて、これからの自分に大事なことを再認識させる」ことだから、


  短、中期的目標を簡潔な言葉で設定する


ことに他ならない。
目標を具体的に設定するのって、すごく大切じゃないですか。
小さな目標にたどりつくことを繰り返せば、
いつかは大きな目標に届く・・・かもしれないですしね。
どうせなら、何かいい感じの抱負を自分で決めてみたらいいと思いますよ。


ちなみに、僕は今年の抱負を



「迷ったら傾け(かぶけ)」



にしました。
結構気に入ってますw








僕は抱負、というか「今年のテーマ」を2,3年ほど前から
決めるようになりました。
それは学生時代が終わった後、
つまりは真剣に生きざるを得なくなったときでした。


<文・和田宜之>