011.CD

最近、よく音楽CDを買うようになりました。
よく、と言っても月にアルバムを2〜3枚程度ではありますが。


僕はこれまで、CDをこぞって買うことはありませんでした。だいたいをレンタルで済ませていたからです。でも、最近はCDを買うことのメリットが、実は結構あるのではないかと思うのです。


第一に、オリジナルのケース・ディスク・ブックレットを好きなだけ手元で眺められると言うこと。特にブックレットはそのCDの内包する雰囲気を感じる補助になったりもするので、理解度と愛着が高まります。


次に、バックアップという観点があります。僕は主に携帯型MP3プレーヤー(ウォークマン)で音楽を聴くのですが、それが壊れてしまったときなどには、手元にCDがあると非常に助かります。逆にレンタルなどの場合は、聞き慣れた曲を再びレンタルするという、何とも言えぬ不毛な感じに陥ります(実際は大したお金もかかりませんが)


さらに、CDを友人に貸すことで、もしくは貸してくれと頼まれることで、同好の士を作ることが出来るかもしれない。「このCD聞いてみて」の方が「このCD借りてみて」よりも圧倒的に興味を引きやすいのではないでしょうか。


そして、ある意味で最も大事なのは、【(新品の)CDを買う行為そのもの】です。


レンタルであったり、コピーであったり、(違法な)フリーダウンロードであったりというのは、アーティストに対しての支援があまり出来ません。CDが売れないと叫ばれる昨今、CDが売れなくて辛いのはレコード会社とアーティストです。その人達の仕事に対する報酬として、我々聞き手はCDを買うべきだと思うのです。


なんやかんや言いましたが、音楽が好きで、とあるアーティストのファンとは言わないまでも、「○○っていいよね」くらい言いたいのであれば、CDを買った方がいいんじゃないかと。そういった考え方は、最近の世間に定着すべき暗黙の了解なのではないかと、そう思うのです。CDに限らず。


というのが理想論ですよね。。むむむ。。