019.ホットスナック

ホットスナック。
主にコンビニのレジ付近においてあるあれ。
唐揚げとかフランクフルトとか、基本的に油まみれの動物性タンパク質をほっかほっかにしている、あれ。
あのシステムを考えついた人に一言言わないと気が済まない。

「あんた、天才か!」

と。


どうしてこんなにテンションが高いのかと言いますと、
改めてホットスナックっていいなぁと、つい5時間ほど前に思ったんです。


ホットスナックを買うようになったのは、ここ3,4年の間です。
小腹が空いたときに、非常良いんです。
胃にがつんと来る、あの感じ。
中華まんやパンなどでは、オイルが足りない。
でも、おにぎりや弁当を食べるほどではない。
そんなわがままなニーズに応えてくれる、ホットスナック。
天才です。何度でも言いたくなるくらい、素晴らしいと思います。

ここ3,4年の間と書きましたが、学生時代にはさして気にも留めませんでした。何故なのかはっきりした理由はわかりませんが、
「体に悪そう」であることと、
「ややお値段がお高い」ことが挙げられるんじゃないかと思います。


昔は、本だかテレビだかネットの書き込みだかで「あそこに並んでいる食材は鮮度が非常に悪く、食べない方が良い」といった情報を目にした記憶がありまして、なるべくあの加温ケースの中身には興味を持たないようにしようと考えておりました。

浅はかも良いところです。
今思えば、ですが。

「唐揚げが3〜4個で120円って、割高だよね。それを3回我慢すれば牛丼が食べられるんだよ?」などという考え方をしていたような気もします。

愚の骨頂ですね、ええ。
今の自分からすれば、ですが。


そういう問題ではないのです。

食欲を満たす幸せ。これに勝る幸せはそうそうありません。
御託はいりません。食えばわかります。食えばいいのです。


多分、僕がホットスナックを満喫できるのは、あと5年の間くらいだと思います。年齢的に考えて。
だからこそ、僕は唐揚げ棒とかファミチキとかをむさぼり食うのです。