020.スポーツ観戦

今日、日付が変わったから昨日ですか。テニスプレイヤーの錦織圭選手が、全豪オープンで惜しくも敗退したそうです。それでもベスト8まで勝ち進んだのは、日本男子としてはウン十年ぶりだとか、そんなニュースを見ました。素晴らしい。健闘したのではないでしょうか。お疲れ様でした!


・・・我ながら薄っぺらな言葉である。ペラッペラである。


正直な話、テニスがよくわからないので、なんとも言いようがないんですよね。。。もちろん、バリバリ活躍しているアスリートであることは存じてますし、凄い人だなとも思います。
でも、そこまで感情移入したりはしないのです。
また、昔から応援しているわけでもなければ、強い思い入れがあるわけでもない僕が、今回だけ声高に褒め称えるのも気持ち悪いですし。


スポーツ観戦って、見る人によってずいぶんと温度が違いますよね。どんなスポーツでも基本的に楽しめるという人もいれば、特定のスポーツ以外には何ら興味なしという人もいます。さらに言えば、特定のスポーツでも、その所属とか帰属とかで興味の有る無しが大きく変わることだってあります。
例えば野球だと、どんな野球観戦も好きだというヘビーな人から、高校野球、特に夏の甲子園にはすごく興味があるけれど他はそんなに・・・とか。

つまりは【趣味の問題】ってことになるわけですが、
この【趣味の問題】に関する重要な要素の一つに「感情移入できるかどうか」がまず最初にあるのではないかと思っています。
スポーツ観戦に関してなら「自分はそのスポーツが好き/得意である」的な要素があるととっつきやすい。逆にそういうものがないと、親しみづらい。そんな気がします。
そしてこれらの要素は、だいたいは幼少期に形成されるものだと思います(経験則的に、ですが)。年取ってから新たなスポーツにがっちり興味を抱くのは、なかなか無いことですよね。

ということでスポーツの興行をしている方は、物心つく前の子供をターゲットにすべき、ってことになるわけです。
いや、もしかしたらこれはスポーツに限らないことなのかもしれません。