026.テレビ

僕の部屋のテレビは地デジ対応しておりません。
古いテレビをどかすのがめんどくさいという、とてつもなくやんごとなき事情により、地デジ対応しておりません。

上記の理由と、現在実家住まいであるという環境により、僕がテレビを見るのはほぼ食事をする時だけです。
「食事時にテレビを見るな!」という家訓をお持ちの世帯も多々ございましょうが、我が家ではお構いなし。
というわけで、僕が家で食事をするときは、テレビを見るときでもあるわけです。


で、何を見るかと言えば、5割以上の確率で報道番組、ニュースを見ます。朝、昼、夜、だいたいの時間ではどこかしらのチャンネルでニュース番組が放送されていますから。

子供の時分では、ニュース番組の何が面白いのか、まったく理解できませんでした。ちょっとチャンネルを変えれば、お笑い芸人やタレントが面白おかしく喋っていたり、面白いアニメが放映されていたりするのに…などと考えていました。

でも今は、そんなことはあまり思わなくなりました。自分の中での優先順位は ニュース>その他の番組 となったわけです。

その理由としては、テレビ番組が全体的に面白く感じられなくなってきたことと、生活におけるニュースの重要性が増してきたことが挙げられるかと思います。

まず前者ですが、面白いテレビ番組が減っているように感じられます。それには様々な理由があると思いますが、あえて明言するのであれば、
「テレビを媒介とした生活環境の変化」
「ターゲッティングのズレ」
「個人的なテレビ文化の陳腐化」
「テレビ以外の娯楽の充実」
あたりでしょうか。

これらは集約すると
「年齢と時代の変化」
が全て、つまりは【時間経過】によるものだと思っています。

「テレビが面白くなくなった」という言葉を聞くようになった昨今ですが、それはあくまで局所的な見方に過ぎないと僕は思っています。つまりは、「テレビは面白い」と感じる人はたくさんいるでしょう、と思うのです。おそらく若年層と高齢層にとってのメインの娯楽ははテレビなんじゃないかと思っています。

(続く)