047.ゲームで得るもの、失うもの その1
またもやゲームの話です。
実際、改めて自分はゲームが好きなのだと認識しています。
書くネタがないわけではありません(更新ペースは遅いですが。。。w)。それくらい興味・関心がゲームにあるというわけです。
さて、今回は得るものと失うものとタイトルをぶち上げたわけですが、最近僕が思うのはゲームの楽しみ方について、いままでには見えていなかった「軸」があるなぁということです。
それは、ロールプレイに関してです。
ここでは、RPG、いわゆるロールプレイングゲームというジャンルのことではなく、「役割演技」という広いものを指します。与えられた役割に応じて考え方をあわせること、役割演技というのはだいたいそんな感じのことであると解釈しています。
ドラクエやFFのようなわかりやすいRPGであれば操作キャラクターの気分を味わってゲームをする。まあこれはいわずもがなのロールプレイであります。
では、他のゲーム、もっと言えばRPGではないゲームに関してはどうでしょうか?例えばパワプロとかウイイレとか言ったようなスポーツゲーム、グラディウス(古いかw)とか大往生とかのシューティングゲーム、アイマスとかダビスタとか育成シミュレーション。これらも、やはりプレイヤーはそのゲームにおいて役割を与えられ、エンディングに向けて進めていくということでは同じことだと思います。
役者もゲームの遊び手も、どちらも「プレイヤー」と呼びます。そう言った意味では共通項があるのではないでしょうか。
そして、何故そのことについて言及するかと言えば、最近思ったのは、「演技をしたがる人は隠れながら非常に多い」ということです。
演技を生業にして生活をしている人はかなり少ないでしょう。ですが、その職業に行き着かなかった人でも、その欲求を抱えている人はそう少なくないでしょう。
その欲求を満たしてくれるもの、それがゲームだと思うのです。
<文・和田宜之>