052.演劇の魅力! 大枠編

さて、僕が制作を担当している(と言い張っている)劇団フルタ丸の第18回公演が近づいて参りました。


僕は今年で演劇に携わるようになって8年目です。ちょうど8年前の大学のキャンパスで、足を踏みはず……じゃなかった、足を踏み入れたわけですね。まあ実際8年前のことなんて断片的にしか覚えていないワケですが。


これを期に、僕が思う演劇の魅力について不定期に述べていこうかと思います。題して「演劇の魅力!」そのまんまですね。


まずは大枠編といたしまして、「演劇の魅力って一言で言えば何?」というざっくりとした質問に対し、これまたざっくりと答えてみたいと思います。

それは、
「人それぞれっすね!」
です。


ふざけてるわけではないのですが、この字面はどう見てもふざけてますね。


何故こうなるのかというと、演劇には観点というか様々な面があり、どこに立つか、どこを見るか、どう関わるかでその魅力が変わってきます。


演劇、こと小劇場で行われる演劇の魅力に、その「面」の多さがあるように思います。僕が8年たずさわっているからかもしれませんが、本当に色々な面があります。だから、演劇は見た人によって千差万別の魅力があるわけです。


ただ、強いてわかりやすい、キャッチーな言葉で演劇特有の魅力を伝えるのであれば、それは「臨場感」に他ならないでしょう。演劇はやっぱり劇場で見てナンボのものです。カメラではなく肉眼でないとその舞台の全てを見ることが出来ません。さらには照明や音響、役者の息づかいなど、観客席にいないと味わえないものが劇場に詰まっているわけです。


そして僕が個人的に思う演劇の魅力として……いや、大枠編ということで今回はこれくらいにしておきます。個人的なものは大枠とは言いづらいですものね!気になる人はこのブログを定期的にチェックしたらいいんじゃないでしょうか!!


てなわけで今回のまとめとしては、「演劇の魅力を一言で言えば“人それぞれ”になるので、演劇の魅力がわからない方は劇場で感じてみたらいいじゃない。そして自分なりの魅力を見つけて下さい」です。


<文・和田宜之>