062.事故は未然に防げ!
と言うタイトルで、原発問題に関心のある人を釣ってみることはできないだろうか・・・
なんて安易な考えでタイトルをぶち上げた、わけではありませんw
今回僕が言いたいのは、予防のすばらしさ、および重要さについて、です。
予防とはアクシデントやトラブルを未然に防ぐことです。それはつまり、そういったマイナスの事柄を回避する、無いものとするということでもあります。
ということは、「ミスを挽回する必要がなくなる」ことであり、それはつまり「ミスを埋め合わせるための対価を払う必要がなくなる」ということでもあります。
これが、非常に大きい。そう思うようになりました。
具体的に言うならば、健康と言うやつに関して、です。
最近、自分の近しい人が健康を損なう様を見るようになりました。やれ医者に行かねばならないとか、やれ食生活に気をつけるとか、そういう姿をしばしば見るようになりました。かく言う僕も、検査したらなにかしらの項目で危険な数値をたたき出しそうな気がします。。。まま、それはとりあえず棚に上げるとして!
医者とは<患っている人を健康な状態に戻す力添えをする職業>だと大雑把に定義するとして、その力添えを受けるためにはお金と時間を費やすことになります。これが非常に大きいわけです。そういった多大なコストを掛ける瞬間を無くしていくこと、それこそが<予防>の軸を為す考え方というわけです。
健康というのは、あくまで予防に関する身近な具体例に過ぎません。災害とか悪行とかヒューマンエラーとか、そういったものに対しての予防も等しく重要です。
が、悲しいかな、予防とは目に見えづらいものです。大層劇的な効果を持っているにもかかわらず、認知されづらいものなのです。そして、実を結ばない事項が多々あることも事実です。がっちり予防策を張り巡らせておいたのに、結果としてトラブルは発生しませんでした、なんてことも多々あります。それらの結果として、予防を軽んじる見方も生じてしまうことにもなり得るわけです。なんて虚しいのでしょうか。
大切なのは、追い込まれない状況作り。生じうるトラブルに対する予防策を練っておくこと。そう思うのです。